太陽光発電O&Mブログ
太陽光発電事業者(低圧)が『自分でできるメンテナンス』(日常管理編3)
低圧太陽光発電所のメンテナンスは、発電事業者とO&M業者の共同作業です。
(高圧発電所の場合は、電気主任技術者も加わります)
すべてO&M業者に任せきり、では、コストが高くなりすぎますから、
できるところまでは自分でやって、足りないところをO&M業者に任せる、という考え方が良いでしょう。
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先日、日常管理において、「一日一回以上、遠隔監視システムを見て、発電量を確認する」ことをお勧めしました。
総発電量しか見えない遠隔監視システムでも、毎日見ていると、発電所のおおよその状況や癖が分かるようになってきます。
もちろん、パワコンごととか、より詳細に発電量が分かる方が良いですが、総発電量だけでも見ないよりはずっとマシです。
では見るべきポイントはどこでしょうか?
私が注意して見ているのは、
1.ピーク時の発電量(kW)
2.一日の総発電量(kWh)
です。
特に晴天日(発電量が朝から夕方にかけて、なだらかな山形になっている日)の1.、2.を覚えておいて、
前後の晴天日と比較します。
「この季節の晴天日だと、この発電所の正午(ピーク時)の発電量は●●kWぐらい」と覚えておいて、
それと比べてどれだけ少ないか、を見ます。
もちろん、発電量の具合から晴天日だろうと、推測しますが、本当に雲ひとつない晴天なのか、は、現地に行かなければわかりません。
少しの時間だけ雲がかかって発電量(kW)が落ちる、ということは当然ありますので、
発電量が下がっている感じでも、すぐには判断せず数日様子を見ます。
1日の総発電量(kWh)も、同じ季節の晴天日同士なら、ほぼ同じになります。
大きな差があるようなら、何か問題が生じていると考えます。
発電量は季節ごとでも大きく異なりますので、それもおよその目安として覚えておくと良いでしょう。
毎日見続けることで、
「あれー?去年の同じ頃と比べて、なんか減った気がする」という感覚が分かるようになります。
やはり愛情持って見守ってあげることが大事です。
2018/8/30 エナジービジョン 代表取締役 奥山 恭之
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