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トラブル事例

トラブル事例

PCSごとの発電量監視による落とし穴

太陽光発電所の日常管理を発電事業者自らが行うことは、コスト面だけを考えれば、大きなメリットのあるやり方です。ただし、PCSごとの発電量監視などの場合に、思わぬトラブルを生じることがあるので注意が必要です。

日、無料O&Mセミナーを開催した際に、参加された発電事業者の方から、「販売店にメンテナンスをやってもらっているが、どうも納得いかない」と、相談を受けました。
PCSごとの発電量が分かる遠隔監視データを印刷して持参されており、相談内容は以下のようなものでした。



「12月のPCSごとのデータを見ると、特定のPCSだけ発電量が30%ぐらい低い。」「12月のPCSごとのデータを見ると、特定のPCSだけ発電量が30%ぐらい低い。」「たまたまこのタイミングで年次点検してもらったが、『特に異常はない。影の影響だろう』と言われた。」「しかし、現場を自分で見ると、発電量が低いPCSにつながっているパネルには、影は掛かっていないと思う。」「別の場所で影が掛かっている部位があり、そこに対して『影対策として木の枝を伐採しましょう』という提案を受けた。」「それはそれで必要かと思うが、発電量が低いPCSとは関係のない場所なので、そちらの対策は?と聞いたが、『まず伐採してみましょう』とのこと。」「せめて遠隔監視のデータを確認して、『こういう可能性があるから、こうしましょう』と言ってくれれば良いが、そういう説明がない。」「なんか納得いかないので、第三者に相談したかった。」

こうしてみると、発電事業者の方がなぜ納得いかないのか、そのポイントはこうしてみると、発電事業者の方がなぜ納得いかないのか、そのポイントは
・原因が分かっていないのに、関係なさそうな対策を提案してきたこと
・原因を探るための、遠隔監視データの確認・分析を行っていないことという2つの点です。

そこで、その場で遠隔監視の画面を開いてもらい、12月~2月までの、1日ごと/PCSごとの発電量の推移を確認してみました。その結果、やはり原因は『影の影響』である可能性が一番高い、という結論に至りました。

PCSごとの発電量の推移をみると、12月の冬至に近づくにつれて差が大きくなり、冬至から遠ざかるにつれて、その差は小さくなっており、2月中旬のデータでは、ほぼPCSごとの発電量の差はなくなっていました。PCSごとの発電量の推移をみると、12月の冬至に近づくにつれて差が大きくなり、冬至から遠ざかるにつれて、その差は小さくなっており、2月中旬のデータでは、ほぼPCSごとの発電量の差はなくなっていました。発電事業者の方は、冬至付近の発電量の差が一番大きいところだけを注視して、その前後との比較をしておらず、また、自分で見たときには該当箇所に影がなさそうだったため、「影の影響ではなく、どこかが故障しているのでは?」という疑念を抱くようになったのでしょう。

しかし、直近の遠隔監視データでは、PCSごとの発電量の差がほとんどないことを指摘して、「もし故障があれば、勝手に直ることはありません。日の高さが変わったことによる影の影響と考えるのが最も妥当で、冬至付近には気付かない影があったのではないでしょうか。経過観察で良いと思います。」と説明したところ、納得していただけました。しかし、直近の遠隔監視データでは、PCSごとの発電量の差がほとんどないことを指摘して、「もし故障があれば、勝手に直ることはありません。日の高さが変わったことによる影の影響と考えるのが最も妥当で、冬至付近には気付かない影があったのではないでしょうか。経過観察で良いと思います。」と説明したところ、納得していただけました。

PCSごとの発電量を相対比較できる遠隔監視は、総発電量しか分からないものに比べて高機能です。しかし、太陽光発電のことを熟知した上で、そのデータを活用しなければ、「発電所に問題が発生していても見逃す」「問題が発生していないのに問題と思い込む」といった、誤った判断をしてしまいがちです。発電事業者が日常管理を自分で行うことは、特に低圧案件においては、O&Mコストを削減する上で推奨できるやり方です。ただしその場合は、誤判断を避けるといった意味でも、太陽光発電のことを熟知しているプロに相談しながら行った方が良いでしょう。


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